行き届かぬ視界。 2011/04/04 (Mon)

被災地の情報は
日々あちらこちらで
見聞きしているけれど
それがホンの一部に
過ぎない事はわかる。

小さい子供が泣くと
迷惑になるからと
辛うじて止まった
家屋の二階などで
ひっそりと暮らす
家族は数知れず。

そんな個人家庭には
物資も届いていない。

避難所や民家
もちろん路にも
まだまだヘドロが
かき出されず
まんまになっているのが
普通みたい。

ボランティアに行った方は
報道されない視界を
ブログで綴ってくれていて
もっともっとそれが
取り上げられ
人力が向かうきっかけに
なればいいなぁと思う。

福島県の義援金33億円。
各家庭に5万円ずつ
支給されるらしい。
33億円もたった5万円
にしかならないのか…
と思ったら
やはり私みたいなのは
少しでも継続的に
募金を続けることが
小さくても一番
有意義かなと思った。

それから
必要な物資を
優先順位順に具体的に
箇条書きしたものも
見掛けるので
個人ピンポイントか
組織経由がいいか
判断しながら
何か出来たらいいな。

きっと一種類だけを
ある程度まとめて送り
優先順位を見ながら
それも続けるのが良さそう。

春の間はまだいいけど
気温が上がってくる前に
衛生面で影響を
及ぼす部分が少しでも
展開してもらえるよう
微力ながら行動しよう。

昨日見たテレビでは
障害者や認知症の
被災者を担当している
方々のご苦労を
報道していた。

認知症の方は地震の記憶も
津波の記憶もないそうだ。
だからなぜ家に帰れなくて
なぜ避難所に居るのかが
どうしてもわからない。
わからないけれど
毎日説明されて
｢へ～、そんな事があったの～｣
と仕方なくそこに居る。

割り当てられた部屋も
いつまで経っても
覚えられなくて
部屋の前を通り過ぎては
係りの方に呼び止められ
って言うのを毎日
しているみたい。

ある老夫婦は
自分たちの部屋を
譲ってあげた事を忘れ
知らない人が
私達の部屋を使っている
と何度もその部屋の
ドアを開けて
不信感を露にしていた。


だけど
被災地の方々の
コメントを聞くと
皆さん壮絶な経験と
悲しみに見舞われて
居ると言うのに
多くの方々が
希望の数の方を
数えている。
今日は幾つ
いい事があったか。

そうでもしないと
生きていられないの
かも知れないけれど
それはそれは
生きる姿勢として
基本持っているべき
ものだなぁと
感嘆しきり。

わたしなんか
毎日いいこと
だらけだっ！！！


がんばろう！！



最後に
誰かがこんなこと
言ってた。


被災した皆さんは
がんばらないでください！
私達ががんばりますから！
元気でいてください！


うん。