きーちゃん。 2010/04/15 (Thu)

とある電話番号から
二回ほど留守電が
入っていた事がある。

一度目は
結構長かった。

察するに
母一人、娘一人で
お母様は例えば
お体が不自由とか
ご自宅に長く
いらっしゃって
内容は一貫して
帰りを待っている様子。


あ、娘とは限らんか。
キヨシとかキイチの
きーちゃんかも
知れんしね。


とにかく実に
印象的な母の声。

その声はか細く
優しく語りかけながらも
世界が狭く
いつも子供の帰宅を
待っては
たぶん寂しい思いを
している感じ。
それが
か細い声の中にも
強さと言うのか
憤りと言うのか
大げさに言えば愛憎
要するに不満がある
人の声に聞こえる。


最近の留守電には

｢もしもし？
きーちゃん？
・・・・・。
○○頑張って。
・・・・・。
携帯電話も
忙しいねえ。
・・・・・。｣

だった。

最後の言葉が
電話に出ない子への
不満を感じます。


最初の電話の時にも
思ったんだけど
ドラマ任侠ヘルパーの
西田尚美さんの回で
目が不自由な母を
恋人も作らず
働きながら一人で
介護している30過ぎの
女性のお話とかなり
かぶります。

ドラマでは
時間関係なく
いちいち娘に電話を掛け
娘は優しいので
放っておけず
例えばテレビの
リモコンがないのよ～
なんて暢気な母の声に
仕事場で肩身の狭い
思いをしている娘は
日毎に追い詰めてられ
最後は母を包丁で
刺そうとする。
ドラマでは
草なぎ君が代わりに
刺されてくれたけど。


母が電話をしている先に
どんな生活を送っている
娘さん、息子さんが
いるんだろうなぁ～と
漠然と想像してしまうな。

苦しんでいないと
いいなーと
ぼんやり思います。



考えすぎか(笑)





今日は寒くなると
5:58に母から
メールがきました。

はやっ！！


昨日は
リサイクルショップで
ステキ脚立を買いました。
そこの店員さんは
銀杏の峰っちみたいな
女の子でした。
あたしがオトコなら
ほっとけないぜ。

そして何だか
お肌の調子が
いい感じだったから
ナチュラリスト気取って
すっぴんで一日出歩き
その後稽古へ行ったら
眉毛くらい書いたら…
と
本物のナチュラリスト
である姉に指摘され
自己満てオメデタイなぁ
と思った帰り道でした。

あ
昼間に坦々食べた。