好きになった。 2010/02/03 (Wed)

｢ぐるりのこと。」

を観た。

リリーフランキーが
好きになった。

彼にまつわる
いろいろを観聴きした。



大好きになった。



今頃。




みんな
もうとっくに
好きだよねきっと。



東京タワーを読んだ。

少年をとりまく物語に
感情移入するより前に
本の分厚さに本棚に
立ったままになってた
同じ本とは思えぬ
滑らかさで読めた。


そう言えばウチも
時々、オトン
だったなーと

いつからか
毎年
年末年始だけ
毎晩帰宅しているかの
面持ちで帰ってくる
ねんいちオトンを思い出した。


そういやあ今も
ねんいちオトンだわ。


本の中にあったみたいに
わたしも
父と暮らさないことに
おセンチな思いを
持つことも
切なくなったことも
寂しくなったことも
ない。

元々父は
ある一定の距離感が
ある人だったし
そこから10年くらいの
歳月をかけ
ゆる～～～～りと
生活を共にする回数が
減っていったので
正直はじめは
気付いてなかった(笑)
気付いたら
いなかった。

と言うより
小学校高学年ごろ
異性を意識しはじめ
初めて母の対となる
父が不在気味である
ことを自覚したんだな。
ぼんやりと。


家族全員が
いわずもがな的な
たぶんそういう事
ってな事情を追求せず
20年近く過ごした。

今思うと
実に不思議。
誰も何も聞かない。
姉妹間でも
そんな話題は出ない。

たぶん
追求したら
母が悲しむような
漠然とした歯止めが
掛かってたと思う。


そんな両親を
長年見続け
人に対して
本当は何を感じ
どんなことを思い
そこにいて
話をしたり
しなかったり
しているのか
心の裏側を探る
癖がついてしまった




のは
この為かぁ・・・
と気付く。

今頃。


そんな母も
もうすぐ誕生日。

そしてわたしは
母性のある男性がいいなぁ
と思う今日この頃。

母性という表現が
妥当か否かは
微妙だけどねぇ。