頭脳と感性。 2010/02/01 (Mon)

私は結局
凡人なのだけども
どちらかに
振り分けるとしたら
感覚の人間です。

だから舞台等を観て
訳の分からない内容でも
私にとって
一瞬でも心を惹く
瞬間があったり
全体を通して
よくわからないけど
何か面白かった
と言うような後味なら
｢良かった｣
に分類される。

しかしながら
例えばツヂバデルコを
やる時
私たちの中では
何とも言えない程の
面白味を感じている事でも
万人に通用するものでは
ないと言う事は
嫌って程分かりますし
家の姉さんの
一人パフォーマンスに
埋めきれない時間を
感じる人がいたりするのも
分からなくもない。

でも私には
身内と言う事を
ど返ししても
美しい瞬間が沢山あり
伝わってくるものが
あるアクトレスだと
思うのです。

私自身にしても然りで
私なんぞ
何か物足りないって
感じる人の方が
きっと多いわけで
でも舞台に立つ姿を
ただそこに立って
いるだけで
物憂げでいいと言う
見方もあったりして。

ツヂバデルコを
始めてから
万人ウケとこだわりとの
バランスをずっと
考えさせられてきた。
少しずつは
自己満足の外へと
意識は向いてきていると
思うのだけど
まだぼやけてます。

毎回毎回
今回はより分かり易く
と思うのだけど
加減が難しくて
結局どちらにも
振り切れていないのが
現状なのかな。

中途半端はよくない。

だから
夏の飯田フェスでは
お祭りらしく
誰が観ても楽しめる方向で
やりきってみるのが
いいのではないかと
思っていて
多分姉さんも同意して
くれると思う。

ラジオごっこも同じで
方向性は
みんなに楽しんでもらう
と言うものだろうけど
どこかそこから
逸れたくて仕方ない
自分がいつつも
逆にここでしか
やれないことが
あるんだろうと言う
思いで
国分氏の脳を拝借し
今までとは違う世界を
勉強させてもらってる
感じだ。

芸術はエゴイスティック
エンターテイメントは愛
みたいなのが
漠然とあって
愛なんて信じるもんか！
と言うもう一人の自分が
今までの自己中的演技の
後押しをしていたのかも。

自己中なつもりは
全然ないんだけど
どちらかと言うと
自分がまず
気持ちよくなりたい…
と言う性質では
あるんだろうな。


そんなこんなで
最近観劇する折には
その作品が
アートとエンタの
どちらにふり幅があるか
無意識に量っていたりする。

なぜなら
アートはお金にならない
と思うから。
でも胸をついた時
独占的満足を
くれる気がする。
エンタは
こちらが寝っころがって
ボーっと眺めていても
能動的に楽しませてくれる。
けれど時にはグサリと
胸を刺されるような
刺激を欲したりもして。

以前は、好みの問題さ
なんて片付けてたけど
近年はなんだか
それはそれなりに
間をとって…
とかって出来ないのかなぁ
とか考えはじめたら
全然どちらにも
行けなくなってるような。

誠実なＡ君もステキ☆
あ～んでもでも
やんちゃなＢ君も魅力～♪

みたいな…


あーめんどくさいでしょ。
どーでもいいでしょ
みんなにとっちゃあ(汗)

ん～～～～
よくわかんないけど
とりあえず
感覚ばかりに任せてないで
頭をもっと使う努力を
してみようと思い
戦略の本なるものを
感覚的に買いました…。


そして
が～まるちょばは
すごいなぁ～って
思う今日この頃。


収拾つかんので
おしまい…

ごめんなさひ(ＴＴ)