共感。 2008/03/21 (Fri)

ヂバデルコ＝チェコ語で「小劇場」
ツヂバデルコ＝「辻さんによる小劇場」

小劇場と言えば・・・
みんなでジャージ着て稽古して
コンビニのお弁当を食し
トンカン立てこみして
ついに晴れ着でライトに焼かれ
終われば一気にバラし大酒を飲み記憶喪失・・・
(かなり偏った印象？でも大筋は合ってると思う)

仲間とのそうした共同生活の中から
芝居は生まれるのだという必然の中で
稽古が終わり深夜の部屋に戻り一息ついたとき
やっと火の入る劇場が心の中に生まれたのは
かれこれ10年くらい前でしょうか。

私にとって本当の劇場は多分
こっちの「深夜劇場」の方だったのでしょう。

だけど若さ故、自分の未熟さと格闘しているうちに
いつしかこの劇場は名前もつけられぬまま
スケジュールも入らぬまま、無意識の中へとしまわれてしまいました。
(そのせいか廃屋や隠し部屋の夢をよく見た)

そのうち芝居自体がもう何だか嫌になって
劇団も辞め、単身モスクワへ・・・(3泊5日)

アンドレイ＝ルブリョフの壁画の前で

「あぁ、やっぱり続けよう」

と思い直し、マトリョーシカ人形を大量に買い込んで帰国。
色々あって現在に至る・・・

こんな私が作るお芝居を
もしあなたも楽しんでいただけたとしたら
こんなに嬉しいことはありません 。

これはツヂバデルコ発足にあたり
姉、ももえんぬが書き記したもの。

今日何となく読み返して
非常に共感してしまった。
すごくわかるのだ。

だからって
小劇場演劇を否定なんてしない。
みんなキラキラしているし。
でも、ヒトにはそれぞれ
｢居場所」
と言うものがあるのではないだろうか。

しっくりくる自分だけのエリアというものが。
そこで何かを確立し
世の端っこにでも出て行けたらいい・・・
と思う。

それが
マイムだろうが
演劇だろうが
パフォーマンスだろうが関係ない。

私たちは、ツヂバデルコです。
ツヂバデルコを創って行きます。

辻　桃江　7月31日生まれ　獅子座　B型　辻　良江　8月2日生まれ　獅子座　A型

そして私は私を
もっともっと創って行こうと思います。