せめてささやかに灯火。 2010/02/25 (Thu)

昔お世話になった玩具や
遊びを思い返すという
機会を持った。


記憶を辿ると同時に
遊び方、その醍醐味
終着点も一緒に
思い出される。


で
思ったこと。
私が子供の頃流行った
玩具にはオチがない。

例えば
ある特定の動作を
ただひたすら楽しむ。
ただそれだけで
大人も子供も
大フィ～バ～。

トンだりハネたり
飛ばしたり
掴んだり曲げたり
めくったり廻したり。

ただそうなることに
日本中

「わぁ～～～！」

ってなってた。

そんなモノが飛ぶよに売れ
一家に一個、一台
みたいな
まぁよく社会現象にも
なっていたと思う。


その光景が眩い。



たいした変化を遂げない
単純動作のそれらを
心から楽しんでた。
楽しめていた
そんな感覚を
とっても豊かに思うの。思うのだよね、しみじみ。




今って
どんなモノに
面白味を持ってんだろ。

ゲームとかPC意外で
何か一つくらい
リアルなモノって
あるのかな？

うん、調べてみよ。


何にせよ
リアルプレイが
一番人間を育てるはず。ビバ！リアル！



若者のことを
他になんと呼んだら
いいのかわからないので
ありふれた
年寄りみたいな
言い方をしちゃうと
今の若い人って
会話も可笑しい。

話してても
ちっとも受信してなくて
送信も曖昧。
でもなんも感じてなさ気。


言葉って
ボール一個の
受け渡し。
その基本の上に
間や強弱といった
感触があって
相手のことを察する。


みんな
キャンプすればいい！
よくわからんけど
ビバ！キャンプよ！



あーなんか
キャンプしたく
なってもーた。



バカなオッサン
おばはんたちとしたい。
恋愛とかなんもない
ひとたちと。




昔、養成所に入った時
和田勉氏が言ってた。

演劇や芸術が一番
世の中でなくても
いいものだって。

最早
なくてはならない砦
のようなポジションに
なってしまったことは
嬉しくもあり
絶望的でもあるような。

そう感じてる大人が
人を育ててればいいな。


あ
ひとつ言えるのは
ぷーさんが中学生日記を
書いているというのは
未来への希望と
救済なんだろう。